松下幸之助 経営について
公開日:
:
最終更新日:2020/01/28
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松下幸之助 経営について多くの示唆を残しています。
経営者では知らない方はいないであろう
経営の神様と言われた松下電器産業(現パナソニック創業者)
松下幸之助
経営についてのみならず多くの示唆に富む言葉を残しています。
幾つか紹介します。
経営とは総合芸術
経営とは生きた総合的な芸術である。
白紙の上に価値を創造するのと違い
立体的に四方八方と広げるものである。
経営では、人生は何か、人間とはなにかという
哲学がなくては良い名画を描くことはできない。
経営で一番大切なもの
それは経営理念である。
経営理念は経営者が考え抜きこれだと確信し
従業員も取引先も納得できるようなものであり
広く社会が賛同し、更に天地自然の理に
叶ったものでなければならない。
経営者の覚悟
もし事業が上手くいかなかったときには、自分が破産してでも
従業員のために一円でも渡すと言う覚悟がなくてはならない。
そして、常に死を覚悟しさらに、方向転換をいつでもする離れ業を
描けなくてはならない。
経営者の立場
経営者は、社員とともに憂い、ともに楽しむというではいけない。
社員よりも先に憂い、社員よりも後に楽しむとう志がなくてはならない。
経営者の環境つくり
労多く頑張った社員に金銭的に報うことも大切なことであるが
社員が魂を打ち込んで仕事ができる環境を整えることが
更に大切である。
経営者に与えられている大きな仕事
それは、決断することである。
特に社運をかけるような仕事は経営者でなければ
決断はできない。
そのときの決断をする力は
日ごろから養っておく必要がある。
もっと、いえばその決断によって
社会が良くなるか、社員が幸せになるか
このような大局から決断できるようにならなくては
ならない。
経営者の必須条件
これは情熱をもてるかどうかということである。
さらに、社会の発展にどれだけ寄与できるかどうか
真剣に考え実行できなければならない。
自分の会社だけよい、自分の業界だけよいというのは
経営者では許されない。
経営者に必要な条件
経験、カン、決断の速さ、実行力、そして勇気である。
経営者は常に先頭にたって戦うと言うことでなくてよい。
後ろで指揮をすることでよいのである。
先頭で動けばただの一人に過ぎない。
難局に当っては先頭に立つことも大切である。
が、そのような状況を創らないことがもっと大切なことである。
難問、奇問は経営の現場では起こりえることで
これらを機会として捉えて、挑戦する気概がなくては
経営者はつとまらない。
経営者はどの地点から今を見るか
中期計画という3年、5年、10年という大局を考え
そこから今をみることである。
今から将来を見るのでなく、あるべき将来から今を
見ることである。まだ足りないいう場合
その際には、冷静に分析をし情熱をもって
果断に行動することである。
経営者は政治に関心をもつこと
自分の仕事が、取引先のみならず広く社会にも影響を
及ぼしていることを知るべきで
広くは政治までも影響していく。
国のあり方や進む方向、社会を支える一員として
また企業のトップとしていつでも政治に進言できる
ようにしておくべきである。
このブログでも松下幸之助氏のことは
何度も紹介させていただいていますが、
いくつ紹介しても新しい発見が常にある
松下幸之助氏の言葉。
日本の代表的経営者であった松下幸之助は
成功と失敗についてこのように語っています。
「私は失敗はない。失敗というのは間違い、誤りということ
であれば多くの失敗を犯したといえるでしょう。
しかし、私は事業において、そのようなことがあっても
最後には成功すれば、それまで犯した、間違いや誤りというものも
成功の中の一つの要因に過ぎないと考える。
どこまでも、成功するまでおこなえば失敗というものはない。
途中であきらめるから失敗があるのである。
多くの学びをいただける松下幸之助氏の言葉でした。
石川博信
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