人の持っているもので鬼がつくもの
公開日:
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最終更新日:2017/01/31
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こんにちは
人が持っているもので唯一「鬼」がつくものがあります。
それは
魂というものです。
辞書でみると
- 1 生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられるもの。古来、肉体を離れても存在し、不滅のものと信じられてきた。霊魂。たま。
- 「―が抜けたようになる」「仏作って―入れず」
- 2 心の活力。精神。気力。「仕事に―を打ち込む」
- 3 それなしではそのものがありえないくらい大事なもの。「刀は武士の―、鏡は女の―」
- 4 (多く「…だましい」の形で)そのもののもつ固有の精神。また、気構え。「大和 (やまと) ―」「負けじ―」
- 5 思慮。分別。
- 「いみじう―おはすとぞ世人に思はれ給へりし」〈大鏡・道隆〉
- 6 素質。天分。才気。
- 「筆とる道と、碁うつこととぞ、あやしう―のほど見ゆるを」〈源・絵合〉
こんな感じです。でも鬼が付くって珍しいと思いますよね。
鬼のイメージ
たぶん鬼って角があって恐ろしい妖怪のようなイメージではないかとおもう。
例えでは、「鬼のように、、、、」とか使われるから「強い」とか「悪い」ようなイメージが強いかな?どうだろう?
鬼については諸説ありますが、中国では死霊、死者の霊魂をさす。亡くなったりすると「鬼籍」に入るという言い方もありますね。
鬼神という言葉もある。
そんなのが、何故、人の根幹ともいえる「魂」にいるのか?
鬼とは何か?という話になってしまうから、閑話休題として、、
心はよく変わるものの例えでつかわれます「女心と秋の空」とかね。
感動でもそうです。
テレビ番組でかわいそうな親子の物語を見て感動して泣いたとか、そんな経験もあるかも知れません。
でもそれは、一時的な感情ですぐなくなったりすることもある。テレビや映画をみて感動して人生が変わり
自分のその後の行動や言動が変わることがあるでしょうか?
もしなければそれは「心の感動」だと思います。
「魂の感動」とどう違うのか?
自分が認識するかどうかは別にしても結果として人生において変化がおきるほどの感動を「魂の感動」
ではないかと思います。
私の友人でこんなことがありました。まだ20代の学生のころ海にいき、帰りにラーメン屋によった。
ラーメン屋自体地元では評判のラーメン屋さんで初めて友人を連れて行った。
そのラーメンを食べた友人は、「こんなに美味しいラーメンは食べたことない」と感動していたんですね。
ちょうど就職活動の最中だったのですが、
「おれは美味しいラーメンつくりたい!一杯のラーメンでこんなに幸せな気持ちに成れる事を広めて行きたい」
と就職活動をやめて大学生にも関わらずラーメン屋に修行に入った。
見たり、聞いたり、体験したり、、、それが「魂」に響くとその感動はおおきく、人生にも大きな影響を与えていく。
こんなことが「魂」からの感動だと思うんですね。
ちなみに彼は非常に優秀で(大学時代に宅建とか、司法試験に合格するくらいだった)
親は国家公務員か超がつく大手一流企業へ就職するかと思っていたくらいですからね。
ラーメン屋に修行に行ったことで大変驚いていて、親御さんが私にも連絡をくれ、
「友人が狂った、ラーメン屋に修行に行って将来ラーメン屋をやるっていってる」
とか連絡を貰ったりした。でも友人はやめる気はなく頑張った。
いまでは都内を中心にラーメンチェーンを経営し海外にも何カ国も出店するくらいまで成長した。
「心からの感動」と「魂の感動」
感動したときに、心からか、魂か、、意識すると「魂の声」が段々聞こえてくる感じがします(感じですよ)
偉そうなこと書いている、私も完全に分かっているわけではありませんから。
そうだろう、と感じてはいますけど。皆さんはどうですか?
石川博信
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