NHK 連続テレビ小説 まんぷく 安藤百福の名言 明確な目標が出来れば後は執念だ。

公開日: : 最終更新日:2019/01/27 偉人伝 ものの見方

 

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カップラーメンを作った安藤百福

NHK 連続テレビ小説 まんぷくでも紹介されています。

明確な目標を定めた後は執念だ。ひらめきも執念から生まれる。

安藤百福/台湾出身の実業家、発明家。日本で「チキンラーメン」と

「カップヌードル」を開発し、世界的に普及したインスタントラーメン産業の創始者

日清食品の創業者であり食文化に革新を起した。

日本統治時代の台湾に生まれ最初は、父の遺産を元手に繊維商社を初めて事業として

成功し貿易から精密機械や飛行機エンジンなども製造した。

その一方で学問にも目を向け立命館大学へ進学した。

戦後には様々な苦労もし、今まで築き上げてきた事業もほぼなくなってしまい、新しく

事業もスタートせざるを得なかった。

日本を戦後から立ち直らせなければならない

食べ物にさえ困る状況の中、海水から塩をつくることに成功して軍隊上がりや若者に仕事を

与えることから初めて、その後アメリカから送られる小麦を利用したパンやビスケットが配給品として

出回ったが、安藤百福は東洋の古くからの食文化である「めん類」を奨励すべきと

国に提案したが国側は「量産技術もなく流通もできないのでやむを得ないのだ」という。

それならむしろ自分で広めたらどうかと逆に国から提案された。

これが契機となってインスタントラーメンの開発に取り組むことになる。

保存性、即席、大量生産が可能なようなものを創るのは中々出来るものでなく

失敗の連続であった。

NHKドラマまんぷくでは、奥さんが主役ですが素晴らしい方だった。

あるとき、奥さんが天ぷらを作っている様子みて、麺を油で揚げれば出来るのではないか?

と閃き、1年ほど掛けてやっと開発に成功した。

そしてこれが大ヒットとなり事業は成功。

しかし、このヒットをみて真似するものも多く出てきて安藤百福は商標や特許をとり会社の信頼を努めることに

した。この際に、注意・勧告をうけた業者は実に100社を越えていたという。

それだけの大ヒットといえる。

しかし安藤はここで、この特許を独占するのではなく

日本ラーメン工業会を創り、製造メーカーに使用許諾を与えて特許公開を行った。

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このときに安藤百福は

日清食品が特許を独占して野中の一本の杉になるよりも

大きな森となって発展したほうが良い。

という名言を残している。業界のさきがけとなり、製造年月日の表示制度を始めたり

インスタントラーメンにもJIS規格を設けたりするなど

業界全体の品質向上に努めた。

国内での成功を元に、海外進出も行った。

アメリカ、ヨーロッパを視察で見た廻った際にチキンラーメンを2つに追って紙コップに入れて

フォークで食べているものをみて、

カップラーメン方式を思いついた。

この開発も苦戦するがやがて完成すると、国内での市場開拓に苦戦を強いられた。

開発も苦戦し市場開拓も苦戦していたが、

ちょうどその頃に、日本赤軍による浅間山荘事件が起こり、

テレビで各地に放映されたが、機動隊員がカップラーメンを食べている姿も放映されており

視聴者から注文が殺到し始めて事業も軌道に乗るようになった。

海外展開でもアメリカではとても人気がでて、爆発的に売れるようになった。

現在は世界80カ国で販売されているナショナルブランドとなっている。

後年、波乱万丈の人生を送った安藤百福は

 

明確な目標を定めた後は執念だ。ひらめきも執念から生まれる。

と名言を残している。

自身の事業を振りかっても、インスタントラーメンを創ったり、カップめんを作るときにも

誰もやっていない。だけどこれをやると目標を決めてひたすらここに向かって走ってきた。

だから閃きやアイデアが生まれた。

そしてなんとしてもやるんだという執念。これがあってこそ事業になった。

自分のためだけでなく、これを開発して社会に出せば役に立つんだ。

そのためにやるのだ。

自分にもそう言い聞かせていたという。

目標を明確にするということと、やり遂げるという執念。

そして社会性。

これらがあいまって、インスタントラーメン、そしてカップめんが生まれた。

素晴らしい偉人ですね。

カップラーメンを作った安藤百福

NHK 連続テレビ小説 まんぷくも人気

世界食ともいえるカップラーメン

そこに賭けた志は本物だった。

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2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
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