夢と志は違う 夢は自分のため 志は社会のため
公開日:
:
偉人伝 ものの見方
花燃ゆ 明治維新の志士達が多く出てきました。
ちょうど3年前ですね、NHK大河ドラマでの作品です。
1月という年のスタートダッシュということもあり、1年の予定や考えを
まとめたりスケジュールにしたりする機会でもありますが、皆さんいかがでしょうか?
その中で、こうありたい、やりたいとか色々な希望もあるでしょうけど、
夢と志は違うということ
そして夢は自分の為、志は社会の為というように、ともすれば夢と志というのは
同じような意味に捉えられやすいけどそうではない。
自分が、誰かの話を聞いていたとしたらどうでしょうか?
ある人は自分の夢を叶えたい。
ある人は自分の志を叶えたい。
どちらを応援したくなるか?ってことですね。
夢であれば、良い家に住みたいとか、いい車に乗りたいとか、やはり自分ごとが多い。
志は社会をよくするという意図が入るので、皆に良い家を提供したい、とか入ってくる。
どちらが社会から応援されるか?ということですね。
夢よりも志を応援したくなるのは自明の理ですね。
日本の制度を大きく変更した明治維新
これは下級武士が当時絶対的な権力であった幕府に対抗する勢力を作り
最後には新政府を作ってしまう。
身分制度の厳しい時代にも係わらず命を投げ打って行ったのは
志で動いていたから
といえるでしょう。
自分がやらなければどうしようもない、ということをもった志士達が
如何に多かったか?
立ち上がるということはどれだけエネルギーが必要だったか?
そして命懸けであったか?
いづれにしても、日本が近代国家に生まれ変わるきっかけとなり
当時進んでいたアジア各国の植民地化ということを避けれらたのも
この明治維新ということが有ったからだと思う。
明治維新を終えて30年も経つと日本は世界でも有数の大国になった。
世界の先進技術を改良し、また国内でも制度改革も凄いスピードで
進めていったことでの成果であった。
志士たちは、既存勢力への不満もあったが一番大きかったのは
外国の植民地になってしまうかも知れない正しい危機意識が根底にあったから
こそ、大同小異で各藩もまとまることもできて
明治維新という大きな変革をやってのけた。
志士達は、自分の出世ということよりも
如何に日本を守るか、そしてそのためにどの様にすればいいか?
そんなことを必死になって考えてこうどうしたからこそ、
維新の大業ができた。
本気の心、必死の力というのが如何に凄いものか?
現代に生きる我々も、今の時代を捉えて、夢でなく志をもって
社会大義のために進んでいけば応援も得てきっと物事が成り立っていくのではないか?
いつの時代でも変わらない真理がここにはある。
夢でなく志をもっていこう。
1月に改めて思いました。
石川博信
最新記事 by 石川博信 (全て見る)
- 【シン・ニホンの幕開け新嘗祭再興プロジェクト11月23日】 - 2024年11月19日
- 上を向いていこう! - 2024年11月11日
- 我々は無力ではなく微力 - 2024年11月5日
セミナー・研修情報
*コロナ化の為一部個別相談としているセミナーも御座います。
●石川博信への執筆・講演・セミナーのご依頼はこちらから
●まだSNSで繋がっていない方はこちらから繋がれます
友達申請の際は一言「ブログを見ました」など頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
関連記事
-
中村天風の名言 信念は人生の羅針盤
2018/03/23 |
中村天風 信念は人生の羅針盤 信念というのは絶対積極である。 人生にとって一番大事なこと...
-
海外日系人大会 東京オリンピックを呼んだ男 和田勇ことフレッドワ
2023/11/04 |
海外日系人大会で、ブラジル、チリ、アルゼンチンの日系の方々 ブラジルで茶...
-
渋沢栄一 新1万円札の顔 日本資本主義の父と呼ばれた男
2019/05/17 |
渋沢栄一とは 日本資本主義の父と呼ばれた男 明治維新を経て黎明期にはいった近代日本の中でもっと...
-
偉人の名言 マザーテレサ 思考は現実化する
2023/07/18 |
マザーテレサの言葉 思考は現実化する 思考、そして言葉を大切にしようということですね。 ...
- PREV
- 第四の波 年末に思う
- NEXT
- アインシュタインの名言 走り続ける