中村天風の言葉　欲の使い方

公開日： 2023/05/22 : 最終更新日：2023/05/22 日々徒然草

中村天風　多くの人材に気づきを与えた

中村天風は欲についていくつかの言葉を残しています。

中村天風は、禁欲的なことでなくむしろ認めており、

欲はすべての進化の向上の源泉である

「欲を抑える必要などどこにもない。欲を求めれば求めるほど

楽しくなるものは本当の欲だ。しかもそこに人の喜びが自分の楽しみ

に成っているものが一番尊い。この尊い欲の災をもっともっと燃やすことである」

欲には二色あり

楽しい欲と苦しい欲がある。

欲をなくそうという欲が一番大きい欲

この他にも色々と語っていることはあります。

面白いなっと思ったのが、

欲を肯定している点ですね。

例えば田植え

昔は、手で植えていたわけですが、モーターの登場とともに、

田植え機が作られた。この田植え機ってある意味、どうやったら

楽に田植えができるかって考えないと出てこない発明じゃないかと思うんです。

田植え機が普及しても、やっぱり手で植えないと美味しいお米なんて出来ないとか

妄想や新しい発明の田植え機を認めない人もいっぱいいたみたいだけど

結局いま、ほとんど田植えは機械でやっている。

めんどくさがりの人も、手抜きしたい人も、楽になりたいって欲が

そうさせたのかもしれませんね。

欲を肯定して、更に人が喜ぶように、そしてそれが

自分の喜びになるようになることが最高だといっています。

中村天風さんはもうこの世にはいませんが、いろいろな言葉を残しています。

そして、どれをとっても無理がないって思う

欲だって、欲はなくしたほうがいいとか言われると、

中々難しいかもしれないけど、

欲の本来のものや、欲を使うことが実は役に立つんだ。

こんな話な訳です。

ても言われて見るとそのとうりで、人類の発展でも「欲」が原動力になって

生まれたものが実はほとんどではないかと思う。

やはり使い方なんだろうって。

手抜きをしたい、楽をしたいって欲はうまく活用すればホント凄いですね。

どんどん社会でも楽になったり、色んなことできる（笑）

今でも、ＡＩとかロボット化が進めばさらに時間の制約も人類は

相当解き放たれるかもしれない。

いやもうこの時代は始っていますね。さらにこのながれが進むと

人がやることって相当減るかもしれない。

これは社会が大きく変わることでもあると思う。

様々な分野でＡＩやロボットが活躍するだろうけど、

ロボットとかは、納税しない。

つまり今まで人が納めていた税金すら形を変えていくかもしれない。

だって、人が働かなくなっていったら税収がとれません（笑）

どうなるんでしょうね。

でも、とても明るい未来になるのではないかと思う。

楽になろう、手抜きをしようという欲で始った文明の行き着く先は

もしかしたら、働かない社会になってしますかもしれない。

そして人類共通でそれを求めてきたのかもしれない。

それが良い社会につながっていくのかな・・

今では当たり前に使っているパソコンでもネットでも働き方だけでなく

社会のあり方を大きく変えていった。

今度はそれを上回る変化が起きそうですが、それも「欲」から出ているかもしれない。

「欲」を上手く使うってことはホント凄いです。

難しく考えず、上手に付き合い活用したいものですね。

欲というものも、

最初から生まれながらにもっているものです。

もともとあったものを切り離すというほうが無理があるかもしれませんね。

欲をよいように使う。

これが賢者であり聖者かもしれませんね。

この記事を書いた人
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石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール１」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。

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